一年の振り返り
2024/07/31(水)
昨年の昨日が仙台市議会議員選挙投開票日でしたので少し振り返りをいたします。
この一年、気がつけばたくさんの方とご挨拶や名刺交換をさせていただきました。大変お世話になりました。ありがたいことに名刺の山ができております(なお名刺はアプリで管理)。
政治家になる前の消防士時代は 119 番の通報者を助けに行っていたので人との出会いはもちろんあったのですが、こんなに多くの方とお話させていただく職業はそうはないなと思います。
やってみて最も実感したことは、議員は職業を名乗ることで市民から信用をしてもらえるということです。選挙というセレクションをくぐり抜けて地元での身元がはっきりするからですかね。怪しい人物と思われて無視されるようなことはまずありません。発言にも注目されますのでその分責任が伴いますが、若輩にも関わらず尊重していただける非常にありがたい立場をいただいており身に過ぎて光栄なことです。
市役所など行政の方からは「先生」と呼ばれます。「社長!」と持ち上げられているようで正直気持ちが悪いです。行政側とは対等な立場でいたいですし持ち上げられると勘違いして天狗になってしまう。「俺は議員の〇〇だぞ!」と行政の方に言ってしまうパワハラ議員が時々ニュースになりますが、この慣習が影響している部分もあるのではないかと思います。やはり止めるべき呼び方ですね。
PTA会長もやっていますので子どもたちからも声をかけられます。先日は「福田よういち!」と声をかけられました。「惜しい!福田ようすけだ!」と返しました。地元では怪しいおじさんとは思われていないと思います。
こういう立場を生かして自らが地域の繋ぎ役、ハブになっていく。議員はこういう役割を担ってきたのだなと実感します。今、政治全体に対する不信感が高まっていると感じておりますが、信頼を積み上げていかなければならない。市民を裏切らないように一歩ずつ進めていきたいと思います。
そして地元は大切ですが議員はそれだけでは足りない。宮城県や東北といった選挙区外や他自治体のこともしっかりと考え、日本全体を引き上げるような方向にもっていかなければ全国が沈没していってしまう。
まだまだ力不足かもしれませんが、そういった志を持って次の一年も取り組みたいと思います。
皆様、引き続き、よろしくお願いいたします。
福田ようすけ